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まずご入庫いただいてオーナー様との打ち合わせを行います。
現在の使用状況、駐車環境、どんな完成形のイメージか等、オーナー様との会話の中から作業方法や仕上げ具合を検討していきます。 -
打ち合わせ後オーナー様からキーをお預かりし、ボンネットや給油口の開閉ボタンセキュリティ等、お車の基本的な取り扱いを確認してからお見送りさせていただきます。
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さてココからが本番です。
お車にご挨拶。これから始まるお車との濃密な時間を想像しつつ、じっくりとお車の状態を確認していきます。
限られた時間の中で最大限手を尽くすため最初が肝心です。
この段階で塗装の状態、ヒンジ部・下回り・ホイールなどの汚れ具合をチェックしていき最適な作業手順を練り上げます。 -
作業を開始する前にまず運転席の養生です。シートカバー、ハンドルカバー、マットカバーで養生します。
ホイールやエンジンが十分冷めたのを確認してから洗車に取り掛かります。
洗車はまず足回りから行います。タイヤハウス内も各種ブラシ、スポンジ、洗剤等を駆使して最低手の届く範囲はきれいにしていきます。 日ごろあまり触らない箇所まで可能な限りきれいにしていきます。
ステップ下や前後バンパーの下など地面から近くピッチ、タールなどの取れにくい汚れを綺麗にします。
ドアヒンジ等、開口部の隙間の汚れをきれいにしていきます。余分なグリスや防錆剤などで頑固に汚れていることの多い箇所です。
ここでやっとボディ全体の洗浄にかかります。
まず最上部の天井から傷の原因となりやすいホコリなどを流していきます。
全体にシャワーをかけ終わったらよく泡立てたシャンプーとスポンジで流水洗車をしていきます。
流水洗車は汚れが落ちると同時に洗い流しますので傷の付きにくい洗車方法です。
洗い終えたらシャワーでよく濯ぎ、シャンプー成分が残らないように流します。 -
乾かないうちに手早く拭き取っていきます。
拭き取りにはマイクロファイバータオルを使用します。
吸水性抜群で塗装面にもやさしいため大変重宝しています。
ドアの内側やエンブレムなどの隙間にたまった水分はコンプレッサーを使って吹き飛ばし徹底的に水気を取っていきます。
あとからしみ出してくるとマスキングや磨きの作業効率低下につながりますのでしっかりと水気を取ります。 -
磨き完了後マスキングを取り、様々な種類の光源を当てながらパネル間に付いたコンパウンドや、洗車で取りきれなかった汚れをウェスやヘラなどを用いて手作業で取り除いていきます。
ここで傷やオーロラマークが見つかれば磨き直します。 -
コーティング前に再度洗車をします。 磨きの工程でのホコリを洗い流していきます。
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ご納車の際は今後のメンテナンスの仕方や洗車の手順などアドバイスなどをさせていだたきます。
車談議に夢中になって肝心のアドバイスが後になることもしばしば。
みなさんの愛車に対する愛情をしっかりお聞きし、また数年後も元気に顔を見せてねと思いつつお見送りさせていただいております。